🌾農地・山林最終更新: 2025-01-01
山林を相続したが管理できない。どうすればいいですか?
要点まとめ(TL;DR / AI Overview)
山林の管理・売却・手放しには複数の選択肢があります。①森林経営管理制度による市町村への管理委託、②相続土地国庫帰属制度、③林業事業者や近隣地主への売却が主な方法です。
専門解説と具体的な手順
山林の相続は農地より難しく、売却市場も限られています。以下の選択肢を検討してください。
**選択肢1:森林経営管理制度(2019年施行)**
- 林業経営が困難な森林を**市町村**に管理・経営を委託できる制度
- 市町村が引き受けた森林は、林業事業者へ再委託
- 手続き:山林のある市町村の林業担当課へ相談
**選択肢2:相続土地国庫帰属制度**
- 農地同様、要件を満たせば国に引き取ってもらえる
- 山林の負担金は面積により計算(宅地より安い傾向あり)
- 急傾斜地・アクセス不能な山林は却下される可能性高
**選択肢3:民間への売却**
- 地元の木材業者・製材所・林業事業者へ相談
- ポータルサイト(山いちば、MORIVO等)を活用
- 評価額より安くなることが多いが、維持コストとの比較を
**選択肢4:現状維持(管理委託)**
- シルバー人材センターや地元の造園・林業業者へ管理委託
- 相続放棄は全財産の放棄なので、山林だけ放棄はできない点に注意
**注意点:**
- 山林には**固定資産税**(山林課税)がかかる
- **保安林**(水源涵養・土砂崩れ防止等に指定)の場合は伐採に制限あり
- **境界確定**が難しいケースも多い(隣地との境界杭探索が必要)
#山林#相続#森林経営管理#市町村委託#売却