🌾農地・山林最終更新: 2025-04-01

相続土地国庫帰属制度の要件と却下される理由は?

要点まとめ(TL;DR / AI Overview)

2023年4月施行の制度です。建物がない・担保権がない・境界争いがない・急傾斜地でない・土壌汚染がないなど5大要件を満たす必要があります。費用は審査手数料1.4万円+負担金(農地は原則20万円)です。

専門解説と具体的な手順

**相続土地国庫帰属制度**(相続等により取得した土地所有権の国庫への帰属に関する法律)は、2023年(令和5年)4月27日に施行されました。 **対象者:** 相続(または遺贈)で土地を取得した相続人 **申請窓口:** 土地の所在地を管轄する**法務局(地方法務局)** **費用:** - 審査手数料:1.4万円/筆(返還なし) - 負担金(承認後): - 農地:原則**20万円**(一部例外あり) - 市街地の土地:面積に応じて計算(例:200㎡以下は20万円) - 宅地・雑種地等:面積・地域により変動 **承認されないケース(却下要件):** 1. 建物・工作物(柵・石垣等)が存在する土地 2. 担保権(抵当権等)や使用収益権(賃借権等)が設定されている 3. 土壌汚染のある土地 4. 境界が不明確または境界争い中 5. 急傾斜地など管理に過分な費用がかかる土地 6. 他の土地に囲まれたアクセスできない土地 7. 有害物質(廃棄物等)が埋まっている土地 **申請の流れ:** 1. 管轄法務局へ事前相談(予約制) 2. 申請書・添付書類を提出 3. 法務局による審査(現地調査あり) 4. 承認通知 → 負担金納付 → 国庫帰属完了(約8〜10ヶ月)
公式・公的機関の根拠情報:法務省・自治体等 公式一次ソースを確認
#国庫帰属#相続土地#法務局#費用#2023年
無料・匿名シミュレーター

あなたのご実家の費用や手放し適正は?

解体相場・アスベスト調査費・相続税の基礎控除額・農地/空き家の最適な手放し先を数問タップで瞬時に試算します。

あわせて読まれている関連手続き

すべて見る →
🌾農地・山林

農地を相続したくない場合どうすればいい?農地バンクや国庫帰属とは

農地の放棄は通常の相続放棄では難しく、農業委員会の許可が必要です。主な選択肢は①農地バンク(農地中間管理機構)への貸し出し、②相続土地国庫帰属制度(2023年4月〜)、③農地を農業委員会の承認を受けて売却、の3つです。

🌾農地・山林

農地バンクに農地を預ける手続きと流れを教えてください

農地バンクへの預け入れは①農業委員会へ相談→②農地中間管理機構が現地確認→③借受希望者のマッチング→④賃貸借契約の4ステップです。マッチングまでに数ヶ月〜1年かかる場合があります。

🌾農地・山林

耕作放棄地の固定資産税が1.8倍になるって本当?

本当です。農業委員会が「遊休農地」に指定し、改善勧告後も放置されると固定資産税の軽減措置が解除され、一般の宅地並み課税になる場合があります。実質的な増税倍率は農地の場所や等級により1.5〜1.8倍程度です。

🌾農地・山林

山林を相続したが管理できない。どうすればいいですか?

山林の管理・売却・手放しには複数の選択肢があります。①森林経営管理制度による市町村への管理委託、②相続土地国庫帰属制度、③林業事業者や近隣地主への売却が主な方法です。

🌾農地・山林

親の事業(農業・自営業)を相続したくない場合はどうする?

農業・自営業を相続したくない場合、3ヶ月以内の相続放棄か、限定承認(財産の範囲でのみ債務を引き受ける)を検討します。農地は農業委員会の許可なしに売却できないため、専門家への早期相談が必須です。