🌾農地・山林最終更新: 2025-04-01
耕作放棄地の固定資産税が1.8倍になるって本当?
要点まとめ(TL;DR / AI Overview)
本当です。農業委員会が「遊休農地」に指定し、改善勧告後も放置されると固定資産税の軽減措置が解除され、一般の宅地並み課税になる場合があります。実質的な増税倍率は農地の場所や等級により1.5〜1.8倍程度です。
専門解説と具体的な手順
農地の固定資産税は通常、宅地より大幅に低く抑えられています(農地課税の特例)。ところが耕作放棄した農地は、この特例が解除されます。
**法的な仕組み:**
1. 農業委員会が毎年農地の利用状況を調査
2. 耕作していない農地を「遊休農地(利用状況調査)」として把握
3. 農地法第36条に基づく「農地利用意向調査」の対象になる
4. 改善計画の提出を求められ、それでも改善されない場合…
5. **市町村へ固定資産税の課税強化**の通知
**具体的な税額への影響:**
農地の固定資産税評価額は、近傍類似の宅地評価額から農地補正率を乗じて計算されます。遊休農地に指定されると**農地補正率が解除**され、宅地評価額ベースの課税になります。
- 通常農地:近傍宅地評価額 × 農地補正率(例:0.2〜0.5)
- 遊休農地指定後:近傍宅地評価額 × 宅地課税
増税倍率は農地の条件によって異なりますが、**実質1.5〜1.8倍**になるケースが多いです。
**すぐにできる対策:**
- 農地バンクへの預け入れ(最優先推奨)
- 近隣農家への賃貸(農業委員会の許可あり)
- 農業委員会への相談(改善意向を示すことで猶予される場合あり)
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